EN388の規格で耐切創レベル3以上、EN388 2016の規格でC以上の手袋をネットで探したが、なかなか見つからなかった。
電気工事士の講座を受講することとなりました。その際、準備するものの中に手袋がありました。
ただの手袋ではなく、今までの普通の生活では使ったことの無いような特殊な手袋です。
その手袋はEN388という規格で耐切創レベル3以上であることが必要とのことです。
また、この規格は2016年に改定しており、改定後の耐切創レベルはA~Fまでなので、これによるならば、C以上のものが必要。
耐切創用の手袋は薄くて作業性がいいらしい。
「EN388」は4つの数字でそれぞれのレベルを表しています。
5431
ここで重要なのは、右から2つ目のみです。その数字が耐切創レベルで、この場合は4となります。
1つ目は耐摩耗
3つ目は引裂強さ
4つ目は突刺抵抗だそうです。
「EN388 2016」は4つの数字と1つのアルファベットでそれぞれのレベルを表しています。
3435-C
最後のアルファベットが耐切創レベルで、この場合はC。アルファベットはA~Fまであり、Fの方が強度が高いです。
1つ目数字は耐摩耗
2つ目数字は耐切創性(ただし、回転刃によるテスト)
3つ目数字は引裂強さ
4つ目数字は突刺抵抗だそうです。
まず最初に近くのホームセンターにて購入を試みます。
なんか良さそうな手袋があったぞ。
「EN388」の表記もあるし、レベルも3みたい。
しかしながら、帰宅してよくよく買った手袋を見てみると、
・・・間違った・・・
この手袋では耐切創レベル1!隣の数字と間違ってしまいました!くやしい・・・
もちろん自分が悪いんですけどね・・・安く買えると思ってましたが、そうもいかないようです。
・・・さて、気を取り直してアマゾンで探してみました。
「EN388」で検索してみますと、ずらりと商品が表示されます。
戸惑ったのは、下記のような「カットレベル」という表記・・・EN388の耐切創レベル(数字4桁)でなく、カットレベル3としか表記されていないのでいまいち不安・・・私の中で確証が持てませんでした。見送り!
アマゾンで購入したのは以下の商品。
ミドリ安全の商品です。EN388は4331で耐切創レベルは3!2016表記ではないですが、基準はクリアしています。
2日後、自宅に手袋が届きました。これで一安心・・・と思っていると。
なんと届いた手袋はEN388が2016年版の表記に更新されていました。
悪い予感。よくよく表記を見てみると・・・
耐切創レベルBでした。EN388 2016ならば耐切創レベルはCでなければなりません。
ぎゃあ!耐切創レベルが1つ下がっている~~
何と2回続けて失敗してしまいました。くやしい・・・
「もうEN388の2016しか信用できない!」
そう思い、今度はヨドバシで「EN388 2016」で検索。以下の商品が見つかりました。
こちらはちゃんと耐切創レベルが合っていました。
一安心・・・
皆さんもこれから耐切創レベル3以上の手袋をネットで探す場合は、実際の製品が新基準に更新されていることも考えて2016年基準のCのものを探すと間違いないでしょう。