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コンフィーマスククリップスタンドはどういう思いで作成したの?便利なの? 2021年11月25日18:30:00

コンフィーマスククリップスタンド

どのような思いでマスクフレームを作り、どのように改良したのか。


今回、初めてのマスクフレームのクラウドファンディングが終了致しました。
皆様御協力ありがとうございました。
このページでは、どのような思いでこのマスクフレームを作っていったのか・・・を書いてみたいと思います。

私はもともと不織布マスクを毎日つけていましたが、息苦しさもありマスクフレームを使いたいと思いました。
そして、マスクフレームを使うならばできるだけ良いものを使いたい!何か発案できないかと常々考えていました。

1.私はマスクの表面を触りたくなかった・・・絶対に!

マスクがずれたとき、よくマスクの表面をつまんで直す方がいます。
しかしながら、マスクの表面には様々な埃やウィルスがくっ付いています。
ひょっとしたら、コロナウィルスが付いているかもしれません。
マスクの表面に触るのは、抵抗ないですか?
私は抵抗がありました。マスクのズレを直したいとか、ちょっと顔を掻きたいとか、そのような時、マスクの表面を触らないのであれば、
人がいない所まで行ってマスクを外さなければいけないので我慢し続けることもありました。
ネットを見ているとそういう意見もちらほら見かけ、私と同じような衛生に対する考え方を持つ人が少なくないと認識しました。
そのような思いを持つ方向けに新しいマスクフレームが作れないかと考えたのです。

このマスクフレームは最初、不織布マスクの表面に触るのが嫌で何とかならないかと考えた結果、完成しました。

マスクフレームからマスク外につまみのようなものを付けてそこを触ってマスクを調整するのはどうだろうと思いました。
そこで、顎から下に取手を出してみました。すると、思った通りマスクの位置調整が断然楽でした。
コンフィーマスククリップスタンドの取手
顎に取手を付けたことで、マスクの位置を調整するだけでなく大きく広げてペットボトルのジュース等も飲めるようになりました。
最初は顎に取手があるのは首の動きの邪魔になるかと考えましたが、意外と邪魔になりません。
首を動かしてもつっかえたり引っ掛かったりすることはありませんでした。
この方向でいこう!と明るくなった瞬間でした。

2.食事のときもマスクに触りたくない・・・スタンド機能

立てた状態のコンフィーマスククリップスタンド

そして、この取手をさらに他のことに使えるように進化させました。
それがスタンド機能です。

私は食事の時にいつもマスクを膝の上に乗せていたのですが、ある日それが床に落ちていたことがありました。一旦床に落ちたマスクをまた着けるのは抵抗がありますよね。

もしも、スタンド機能があれば、食事の際テーブルの上にマスクを置くことができます。
マスクフレームの後ろ側(後ろ頭の方向)にアームを伸ばし、下の耳紐に引っ掛けられるようにしました。このアームと取手の3点でテーブルの上に立たせることができるのです。
マスクを外したとき、付けている時のそのままの形で立たせることができ、外したマスクの表面も裏もどこにも触れることがありません。

また、以下の吉村さんのように、食事中の会話時にを手で持って使用することもできます。(画像は拾い物です。)
食事中の会話

また、アームは試行錯誤の結果、少し太くして横に突っ張るようにし、耳紐とともになるべく頬に付かないようにしました。(下側の耳紐のみです)
これはマスクをしているとき、常に耳紐が頬にくっ付いており、不快な方もいらっしゃると考えたからです。

このアームは別の役割もあります。マスクフレームを耳紐で固定することにより、マスクの内側からマスクフレームの突っ張り部分がしっかりとマスクを外側に押すことができるのです。
マスクフレームがマスクを押して空間を確保するのは、基本的な機能です。

3.マスクをずっとしていると、息の臭いが気になりませんか。

私は気になってしまいます。どうにかできないものか・・・
コンフィーマスククリップスタンドのマスクを突っ張る突っ張り部分はフォークのような形になっています。枝は3本あります。
真ん中の突っ張りは鼻を楽にするために鼻の位置に合わせたものですが、その両脇の突っ張りには先の方に丸くスペースを作ってあります。
ここは不織布マスク等で息の臭いを軽減したりするパッチシール的なものが販売されているのを見て、それを貼りつけるためのスペースとして当初考え付いたものなのです。(図ではエクステンションスペースとなっています。)
コンフィーマスククリップスタンドの各部名称
残念ながら、私はそういった成分の入ったパッチを自分で作ることはできません。ですが、そういったものを積極的に利用していきたい!という考えからこの丸いスペースが生まれました。
クラウドファンディングを見て頂いた方には分かると思いますが、そこでは星やハートといった形のブラックライトに反応するシールが貼られており、別の形でスペースが使われています。
こういう丸いスペースがあると、色々使えて便利ですよね。

4.洗い易い、乾きやすいのもポイント

構造上凹凸が少ないコンフィーマスククリップスタンドは、洗い易く、乾きやすいという特徴があります。
立体構造になっている部分が少ないので得られた特性です。
マスクフレームは毎日洗わないと雑菌が繁殖します。マスク内を衛生的に保つため、毎日のメンテナンスには重要なことです。
いつもこれを使っている私にとって、一番気に入っているポイントかもしれません。

一つの思い付きから発展したマスクフレームですが、今後は発明学会のウェブショップ等で販売し、展開しようと考えております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

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