2x4(ツーバイフォー)材を使ったテレビ台を作成しました。
ラブリコで作った棚にテレビを置くと、壁掛けチックでいい!必要なものはホームセンターで購入できます。
□棚を作る意義
大型のテレビやディスプレイには、テレビ台や床に置くためのスタンドが付いています。
スタンドを使わない場合、壁掛けまたはディスプレイアームで固定する方法があります。壁掛けは固定器具をしっかりと設置するため壁にネジを通す場合が多く、ディスプレイアームはアームを設置するしっかりとした場所が必要です。
壁に穴を開けずに、もっと手軽に壁掛けに近い環境にしたい場合は、壁に沿って奥行きの狭い棚を作るという方法があります。
一番簡単なのはDIYで有名になってきたラブリコを使用する方法です。
※なお、この例では畳にラブリコを設置していますが、床が沈まずしっかりしている所に設置するのが良いでしょう。私は自己責任で畳の上に板を敷いてやっています。
□必要なもの
まず必要なものを確認しましょう。
今回、2x4(ツーバイフォー)材はホームセンターで切って頂く前提です。
a.縦板 必要な長さの2x4(ツーバイフォー)材×2
b.棚板 必要な長さの2x4(ツーバイフォー)材×棚の数
c.ラブリコ アジャスター×2
d.ラブリコ 棚受具 棚の数×2
e.電動ドライバーまたはドライバー(当然ですが、電動の方が楽です。)
f.メジャー(天井などの長さを計る。)
g.2x4(ツーバイフォー)材に印を付けるペン
h.水平器(あればなお良しです。最近はメジャー等に小さいものがくっ付いている場合があります。)
※ネジはラブリコに付いています。
すべてホームセンターで購入できます。
□重要な長さの確認
・縦板の確認
※ここを間違うと無駄に長い角材がうっかり誕生しますので、注意しましょう。
まず部屋の中の棚を使用する場所で床から天井までの高さを測ります。
ラブリコの説明書に角材に嵌めたときのラブリコ自体の高さとそれが上下に動いて調整するために必要な高さが書いてあります。床から天井までの高さからその長さを引いた値を縦板の長さとします。
この例では2本必要です。
・棚板の確認
テレビの幅を測ります。この値をそのまま使うとぴったりすぎてテレビが入らないかもしれません。また、電源ボタンが横に付いている場合、それを手で押せないかもしれません。ですので、これに余裕を持たせた値を棚の長さとします。
棚板が何枚いるかも事前に決めておきましょう。
□ホームセンターにて角材を買おう!
※ホームセンターが歩ける距離にない場合は、車が必要です。
2x4(ツーバイフォー)材を販売しているホームセンターでは、大抵その場でそれを切って貰えます。
長さは決まっているので、ホームセンターで2x4(ツーバイフォー)材を選んで買い、その場で先ほどの長さに切って貰います。大抵のホームセンターでは、買った木材を加工してくれる加工場があります。
縦板は2枚、棚板はテレビの乗る棚と、作る方が必要な棚を合算します。
その長さが十分取れる2x4(ツーバイフォー)材を選びましょう。
□先に仮設置する。
縦板にラブリコ上下はめ、仮設置します。ラブリコを突っ張った時にきちんと固定されるか確認するわけです。
長かったら切ればいいです。短かったら・・・
あなたがもしこのような間違いを2度としたくないと思ったならば、これから先、仕事などでちょっと天狗になったときにこれを見て「ああ、あのときわざわざホームセンターまで行ったのに失敗したんだなあ・・・」と自分を戒めることができます。
それにより成功への階段を上ることができるかもしれません。
人生いいときも悪い時もありますから!ただ、それを間違って家宝として残したら子孫きれますけど。
あとは、カンナがけの練習をするといいかもしれません。少しずつ燃えるゴミで出せるし技術が付きます。なんとか前向きに考えましょう。
棚板もテレビと比較し、幅が大丈夫かどうか確認しましょう。
□縦板に印を付ける。
自分が普段その部屋でリラックスした状態で縦板の方を見たとき、ちょうどよい高さにテレビを置いたと仮定し、そのテレビの下端の位置に印を付けます。
テレビの上下にも棚を作る場合は、その位置にも印を付けます。上に棚を作る場合、テレビの高さの間隔空けることを忘れないでください。
一旦縦板を外して横にして、2つの縦板を並べて印が付いていない方の縦板にも印を付けます。大丈夫ならば、ラブリコの棚受具を付けてしまいましょう。縦板を立ててから付けるよりも簡単です。
□設置
・棚を先に作って全体的に形にしてから設置する場合
縦板に棚を固定器具で固定します。これにより、見た目はしご型になります。
そして、部屋の壁に立てかけるように棚を設置します。水平器等があればそれを使って真っすぐ立っているか確認します。
・縦板を固定してから棚をくっ付ける場合
縦板を2つ設置します。ラブリコの突っ張りを安定するまで締めます。水平器等があればそれを使って真っすぐ立っているか確認します。
棚板が縦板の上から下まできちんと入るかどうか確認をします。
確認が終わったらまた少しラブリコの突っ張りを締めて、縦板が倒れないことを確認しましょう。
その後、棚板を設置します。
□完成
私は鴨居の中に太めの電源コードを通して、上から電源がくるようにしました。 このようにすると電源コードが掃除の邪魔になったり散らかって見えることがありません。
完成しました。私の場合テレビはゲーム用としてディスプレイとしてしか使っていないので、棚の横にVRやコントローラーをぶら下げるようにし、机の上にこれらのものが散らからないようにしました。
横から見てもスッキリとしているので、壁掛けに近い状態が作り出せました。
また、電源コードの類が視界から消えるので、ごちゃごちゃした感じが無くなります。
なんとも簡単なラブリコの棚、皆さんも作ってみてはいかがでしょうか。