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高速道路で夜間走行中にタイヤバーストしたらどうする? 2020年6月16日00:30:00

バーストしたタイヤ

高速道路でタイヤバーストすると、通常はレッカー車により高速道路を降り安全な場所でタイヤ交換します。


 かなり前のことですが夜間高速道路走行中、タイヤがバーストしてしまい冷や汗をかいたことがありました。
 かなり前のことですが夜間高速道路走行中、タイヤがバーストしてしまい冷や汗をかいたことがありました。
高速道路で走行中にタイヤがバーストし一気に裂けたようで、その瞬間速度が落ち、「バタバタバタ~」と車内に異音が響きわたりハンドルが右側にとられました。
私は車ではバンクすらしたこともなくて、バーストは初めての経験でしたので動揺してしまい。余裕がなくなりました。何が起こったかもよく分かりませんでした。
ハンドルとられつつも何とか車線をキープ。その時は三車線の真ん中でしたので、とにかく左右に寄りすぎて車線超えたら他の車に当たるかも!と思って必死です。
少しずつ速度を落としつつ、一番左の車線に移動・・・続いて路肩に移動・・・何とか停止することができたときは少し足が震えていました。
幸い夜間で車両も少なく自車の速度もそれほど出していなかったため、後方注意しながらゆっくりと路肩に停止することができたわけです。
車内で少し落ち着いてからタイヤに異常があることは分かったので、さっそくタイヤをみてみました。
左前方のタイヤが全体的に裂けてバーストしていました。
タイヤは側面からパックリと裂けており、一目で使えないと分かりました。これはどうにもなりません。

 そのころ私は軽自動車に乗っていました。スペアタイヤはトランクの下に搭載していることは分かっていました。
しかし、夜間で路肩でタイヤ交換は少し危険と考えました。
最近は任意保険にロードサービスが付帯している場合が多いですね。
私も任意保険に付帯のロードサービスにお願いしました。
同時に警察110と道路緊急ダイヤル#9910に連絡します。

 警察の方が来られてバーストしたこと等を伝えると、たまたま近くに安全な非常駐車帯があるとのこと。
パトカーに先導して頂いて、非常駐車帯まで移動しました。
タイヤがバーストしても、遅い速度なら動くことができます。
そこは本線とは少し外れた場所で、安全に車を停めることができる場所でした。この場所ならばタイヤ交換も安全にできそうです。

 そこから30分ほど待ったころ、ロードサービスの方が到着しました。話を伺ったことによると、高速道路でのタイヤ交換は推奨しないとのこと。危険すぎるからだそうです。
いつもは安全のため一旦レッカー車で移動、高速道路を降りてそこでタイヤ交換を行うそうです。
路肩で交換作業をすることを想定してみてください。
左側のタイヤの交換の場合は、自分の体が本線側になり、走行中の他車が自分に突っ込んでくる危険があります。
右側のタイヤ交換の場合では自分の身体は本線側にないので安心かと思いきや、走行中の他車が自車に突っ込んできて、車とガードレールの間に自分が挟まれる危険があります。
実際そのような事故が起きたので、安全を重視してそのような方針としているとのこと。
なので、ロードサービスの方はレッカー車で来ていました。
 しかし、今回は比較的安全な本線から離れている非常駐車帯だったので、その場でタイヤ交換することとなりました。
バーストした左前のタイヤを外して、スペアタイヤを取り出します。
ロードサービスの方は「スペアタイヤの空気圧チェックしない人が多いんですよね~」と言いつつ、スペアタイヤに空気を注入して交換作業を進めます。
そういえば、スペアタイヤの空気圧はまったく気にしていませんでした。というか、空気圧のチェックをしばらく忘れていました。
バーストしたのも空気圧のチェックをしなかったせいでしょう。空気圧が低いまま高速走行をするとタイヤがたわんでバーストしてしまいます。
そのことを失念していました。
最後に「スペアタイヤはあくまで一時しのぎのタイヤであり、あまり早い速度を出すことは推奨しないし、今回駆動輪である前輪がスペアタイヤになったが駆動輪に装着するのも推奨していない。
高速道路の法定最低速度は時速50kmだから、その速度で次の出口まで行けばいいよ。なるべく早くタイヤ交換するように。」とアドバイスを頂きました。

 最近の車両はスペアタイヤを装備せず、パンク修理キットとコンプレッサーのみ車内に置いている場合もあると聞きます。
パンク修理キットで修理する場合は、穴程度のものならばきちんと塞いでくれるのですが、
バーストの場合はタイヤの側面も裂けてしまい、もはやパンク修理キットではどうにもなりません。
やはり普段からタイヤの状態を気にし空気圧も1月に1回はチェックした方が良いですね。
私はセルフのガソリンスタンドに行くことが多いので、空気圧のチェックは自分でしなければならなかったのにそれを怠ってしまいました。
怖い思いもしたので、反省して車のメンテナンスをきちんと考えるよう肝に銘じました。

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